ユーザー像に異変「新型N-BOX」王者ゆえの悩みが先代モデル購入者との比較分析で明らかに

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「最終支払い額」では「下取り額」が3代目のほうが高いので差は圧縮されるが、それでも2代目:176万円に対し、3代目:194万円と18万円差、約1割の価格上昇である。

軽自動車で10万円以上、そして1割の価格上昇となると影響は大きい。もちろん人によってグレードや装着オプション数は異なるので、あくまで平均値である点は留意が必要だ。

現行型の価格は173万9100円~247万5000円(写真:本田技研工業)

3代目は、コアな層が多い初期購入者の割合が高いため、上級グレードの購入が多い影響もあるだろう。値上げの影響を「ちゃんと飲み込んで」買ってくれるホンダやN-BOXのファンの比率が高まる一方、価格に敏感な層は他社/中古に流れている可能性も考えられる。

たとえば、ダイハツ「ムーヴ」はフルモデルチェンジでスライドドアを採用し、ハイトワゴンの利点を示しながら、N-BOXよりも手の届きやすい価格帯となっている。

どのクルマから乗り換えているか?

顧客構造を理解するために、購入する前に乗っていたクルマ、「前有車」を見てみよう。メーカー別と車種別、それぞれでまとめている。

まず、メーカー別の結果から確認すると、1位はどちらもホンダではあるが、3代目は69%、2代目は58%であるので、3代目のほうがホンダからホンダへの乗り換えが多いことがわかる。

フルモデルチェンジ直後は、既存顧客からの代替需要が大きいので「ホンダ→ホンダ」が多くなることは理解できるが、10ポイント以上の差はなかなか大きい。

次に車種別でも見てみよう。こちらはより顕著で、1位はいずれもN-BOXである中、2代目の22%に対し、3代目は38%と同一車種からの乗り換えが高まっている。

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