日産自動車はおもしろいメーカーだ。
話題になりがちなプロダクトが、高性能スポーツの「GT-R」とEVの「アリア」、それに軽自動車の「ルークス」なのだから(GT-Rは生産中止)
。
極端といえば極端だけれど、この構成はある意味、“いまっぽい”ともいえる。
ルークスが、2025年10月にモデルチェンジを受けて発売された。軽自動車だから、全長3.4mの車体に659ccのエンジンという規格に変更はない。
一方で、ドライブした印象は確実に“進化”している。
開発者の狙いが、「ドライブしている時間を気持ちよいものにしたい」というものだから、新しいルークスは確実に先に進んだと思う。
姉妹車「eKスペース」との違い
私が乗ったのは、2つのモデル。
1台は「X」(173万9100円)で、もう1台はターボエンジンの「ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション」(224万9500円)で、どちらも前輪駆動。
カタログには4WDも載っているが、まずデリバリーされるのは、前輪駆動版のようだ。
姉妹車というのか、共同開発されたのが三菱自動車の「eKスペース」と「デリカミニ」で、生産は同社が倉敷市にもつ水島製作所。同じラインで流れる。
核に据えるコンセプトをみると、ルークスとeKスペースには違いがあるようだ。
日産は、ルークスにノンターボとターボ、それに前輪駆動と4輪駆動、すべての組み合わせを用意している。
三菱はというと、eKスペースにも駆動方式は2通りを用意するが、エンジンはノンターボのみ。一方、デリカミニではターボを含めてバリエーションは多く、こちらに力が入っている様子だ。
デリカミニがオフロード指向(ドライブモードもルークスにない「グラベル」と「スノー」を設定)であるのに対して、ルークスは「eKスペースに近い設定」(開発者)という。


















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