
6代目となったSUBARUの新型「フォレスター」に公道と岩場を含めたオフロードコースで試乗した。歴代モデルの美点であった悪路の走破性能は、フルハイブリッド方式のS:HEVモデルを得て格段にレベルを上げてきた。公道では1.8Lターボモデルのスムースで力強い走行性能が光った。その実用領域での加速力はS:HEVを15%程度、上まわるそうだ。
写真では伝わらないデザインの妙

まずは外観だが、画像で見るより、実車のほうが数倍スタイリッシュだ。前回のプロトタイプ試乗会はサーキット(袖ヶ浦フォレストレースウェイ)だったので、街中でどう見えるのか興味津々だったが、今回、新型フォレスターを目の当たりにしてみると存在感のあるグリルやヘッドライトまわりは適度な存在感を主張し、シンプルでクリーンな全体のシルエットは安定感を抱かせた。都市に、そして山に馴染むスタイルだ。
フォレスターの横に170cmの筆者が立つと、「大きいな」と感じる。実際、スバルのSUV「クロストレック」と比較すると車高は155mm高い1730mm。そのため大きく感じるが、全長は4655mmといわゆる5ナンバーサイズに収まり、車幅にしても1830mmと昨今の流れからすればむしろ幅狭の部類に入る。
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