【歴代モデルの美点はそのまま進化】スバル新型「フォレスター」をオフロード&街乗りで試乗。ハイブリッドとターボで明確に異なる走り

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新型フォレスターのタイヤ&ホイール
新型フォレスターのタイヤ&ホイール(写真:三木 宏章)

最後に、今回の試乗における燃費数値。カタログ記載のWLTC値はS:HEVが18.4km/L(18インチは18.8km/L)だったが、一般道路3割、高速道路3割、山道4割として70km程度走行し19.0km/Lを記録。ターボはWLTC値が13.6km/Lのところ同じ条件で14.1km/Lといずれもカタログ値を上まわった。

ちなみに往復の移動車として活躍してくれたクロストレックのS:HEVはWLTC値の総合値が18.9km/L。400kmほどの今回の移動では、19.3km/Lを記録した。

新型フォレスターの販売状況について

新型フォレスターのリアビュー
新型フォレスターのリアビュー(写真:三木 宏章)

歴代の美点を全方位で伸ばし、扱いやすさを高めた新型フォレスター。受注状況は好調のようで、2025年5月31日の時点で累計受注台数は約1万5000台(販売計画は2400台/月)。初期はS:HEVが人気だったが、5月はS:HEV60%、ターボ40%でターボが増加傾向という。肝心の納期はターボが約3~4カ月と短め。S:HEVは当初1年待ちとされたが、納期短縮の目処がたってきたという。

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車両価格は高めの設定(404万8000円~)ながら、装備はそのぶん充実しており、諸費用を加えれば競合車と比較して優位であることはたしか。国内市場ではスバルのフラッグシップ的な役割を担う新型フォレスター、個人的には、北米市場向けとしてラインアップしている悪路走破性能を高めた「フォレスター・ウィルダネス」がとても気になっている。

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西村 直人 交通コメンテーター

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にしむら なおと / Naoto Nishimura

1972年1月東京都生まれ。WRカーやF1、さらには2輪界のF1と言われるMotoGPマシンでのサーキット走行をこなしつつ、4&2輪の草レースにも精力的に参戦中。また、大型トラックやバス、トレーラーの公道試乗も積極的に行うほか、ハイブリッド路線バスやハイブリッド電車など、物流や環境に関する取材を多数担当。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)理事。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。(財)全日本交通安全協会 東京二輪車安全運転推進委員会 指導員。(協)日本イラストレーション協会(JILLA)監事。★Facebook「交通コメンテーター西村直人の日々

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