早々に受注停止「ジムニー ノマド」シエラとの差 後席と荷室が広がり使い勝手がアップした室内

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1月30日に発表され、4月3日に発売される新型車「ジムニー ノマド」。その人気はすさまじく、発表から4日後に受注停止となった
1月30日に発表され、4月3日に発売される新型車「ジムニー ノマド」。その人気はすさまじく、発表から4日後に受注停止となった(筆者撮影)

「1月30日発表の新型『ジムニー ノマド』(4月3日発売)について、現在、販売計画台数を大きく超える約5万台のご注文をいただいています。この状況を鑑みて、ご注文の受付を一時的に停止させていただきます。」

上記は発表翌週の2月3日にスズキから報じられたプレスリリースの文言だ。

【写真を見る】3ドアの「ジムニー シエラ」と、5ドアの新型車「ジムニー ノマド」の内外装を比較する(33枚)

人気が続く、スズキの「ジムニー」とは?

2018年7月5日に発表・発売されたのが、軽自動車SUV「ジムニー」(届出車)と小型SUV「ジムニー シエラ」(登録車)だ。ボディ形状は3ドアのショートボディのみだったが、2車は瞬く間に大ヒットモデルとなり、納車待ちは2年とも3年とも言われた。

登場から約6年半。どれだけ売れているのかスズキ広報部に伺ってみた。2018年7月から2024年12月末現在までのジムニー販売台数は約24万4000台。同期間のジムニー シエラの国内販売台数は約11万5000台。また、AT/MT比率は直近の2024年1~12月で、ジムニー/ジムニー シエラともに、AT:約9割、MT:約1割とのこと。

また、初代ジムニー(LJ10/1970年)から数えて、これまでのジムニーシリーズ世界累計販売台数は349万台。現在、世界199の国と地域で販売されている(数字はすべてスズキ調べ)。

世界中のユーザーから支持されている理由は、コンパクトなボディサイズながらオフロードでの高い走破性能とオンロードでの安定した走行性能の両立だ。さらに日本ではジムニーが165万4400円(XG/5MTモデル)~、ジムニー シエラで196万2400円(JL/5MTモデル)~と、いずれも200万円をきる安価な価格設定でファンを増やし続けている。ジムニーはスズキの行動理念「小・少・軽・短・美」そのものといえよう。

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