「フロンクス」対「WR-V」インド生産SUV徹底比較 手頃な価格設定と扱いやすいサイズ感が魅力的
人気のコンパクトSUV市場にスズキが投入した新型車「フロンクス」。2024年10月16日に発売されたこのモデルは、インドで生産する輸入車で、スタイリッシュなクーペ的な外観を持つことが特徴だ。一方、同じインド生産のコンパクトSUVでは、ホンダが2024年3月22日に国内導入した「WR-V」もあり、比較的リーズナブルな価格と、SUVらしいタフな外観などで好評を博している。
ここでは、まさにバチバチのライバル関係となりそうな2モデルについて、商品性や装備の違いなどを比較することで、それぞれの個性やどんなユーザーに最適なのかなどを探ってみる。
2モデルの概要・ラインアップ
インドで生産する世界戦略車の日本仕様、幅広いユーザーが運転しやすいコンパクトなSUVタイプ、1.5Lエンジンを搭載するなど、共通点も多いフロンクスとWR-V。だが外観は、フロンクスが流麗で都会的なクーペ風のシルエット、WR-Vはオフロード4WD車のようなタフで分厚いボディを持つといった違いがある。
両モデルの車体サイズは、フロンクスが全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm。一方のWR-Vは全長4325mm×全幅1790mm×全高1650mmとなる。全体的にWR-Vのほうが、やや大柄で、スクエアな車体も相まって、フロンクスと比べるとひとクラス上の車格に感じられる。
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