【一部改良で商品性がアップした人気コンパクトSUVの2台】トヨタ「ヤリス クロス」対ホンダ「WR-V」徹底比較。両モデルとも特別仕様車を設定

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一部改良モデルのトヨタ「ヤリス クロス」とホンダ「WR-V」
一部改良モデルのトヨタ「ヤリス クロス」とホンダ「WR-V」(写真:トヨタ自動車/本田技研工業)

トヨタ自動車(以下、トヨタ)「ヤリス クロス」と本田技研工業(以下、ホンダ)「WR-V」。コンパクトSUV市場を牽引するライバル車だが、2025年2月27日にヤリス クロス、2025年3月7日にはWR-Vの一部改良モデルがそれぞれ登場した。

しかも、両モデルともに、ブラック基調のアイテムなどを内外装に施した特別仕様車を同時リリース。ほぼ1週間違いという近いタイミングで、両モデルともに商品力のさらなる強化を図ったのだが、果たしてどんな魅力がそれぞれに加味されたのか。新型2モデルを比較することで浮き彫りにしてみる。

【写真】一部改良で新しくなったトヨタ「ヤリス クロス」とホンダ「WR-V」。特別仕様車も登場(46枚)

トヨタの「ヤリス クロス」とは

2020年8月31日に発売したヤリス クロス
2020年8月31日に発売したヤリス クロス(写真:トヨタ自動車)

まずは両モデルの簡単なプロフィールを紹介しよう。先に市場へ投入されたのは、ヤリス クロスだ。2020年8月に、コンパクトハッチバック車「ヤリス」のSUV版として発売された。ヤリスが持つ凝縮感を継承しつつ、フロントビューや前後フェンダーなどに立体感も演出。よりSUVらしさや精悍なイメージを強調したボディが特徴的だ。

2024年1月17日に最初の一部改良モデルが発売され、内外装を小変更。外観は、アッパーグリルのパターン変更などで、より力強さを表現した顔付きを実現する。また、内装では、運転席と助手席の間にコンソールボックス付きフロントソフトアームレストを採用するなど、運転時の快適性や利便性の向上を図っている。

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