【一部改良で商品性がアップした人気コンパクトSUVの2台】トヨタ「ヤリス クロス」対ホンダ「WR-V」徹底比較。両モデルとも特別仕様車を設定

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2022年7月19日に追加されたヤリス クロスZアドベンチャー
2022年7月19日に追加されたヤリス クロスZアドベンチャー(写真:トヨタ自動車)

ラインナップには1.5Lガソリン車と1.5Lハイブリッド車を用意。グレード展開は、ガソリン車とハイブリッド車の両方に、エントリーモデルの「X」、中級モデルの「G」、上位モデルの「Z」を設定。ルーフレールなどでアウトドア感をアップした「Zアドベンチャー(Z“Adventure”)」、スポーティな内外装を備える「GRスポーツ」も用意する。

また、トヨタが展開するサブスクリプションサービス「キント(KINTO)」専用として「U」グレードも設定。2WD(FF)のみのGRスポーツ以外は、全タイプに2WD(FF)と4WDを用意することで、さまざまなニーズに対応する。

2025年2月に一部改良モデルが登場

2025年2月発売の一部改良モデル
2025年2月発売の一部改良モデル(写真:トヨタ自動車)

そして、2025年2月に、2度目の一部改良を施した新型が登場。基本的な機能や装備はそのままに各グレードで、従来メーカーオプションだった機能・装備を標準設定とし、商品力を向上させている。たとえば、G、U、Xグレードには内蔵する熱線で鏡面の曇りや霜などを取り除くドアミラーヒーターを設定。

また、従来、GRスポーツやZアドベンチャーにのみ標準だった「ディスプレイオーディオPlus」をZグレードにも標準設定する(Gはオプションのまま)。これは、8インチHDディスプレイの機能に、通信型ナビだけでなく車載ナビの機能もプラスしたもの。通信型ナビのみの「ディスプレイオーディオ」と比べ、通信が途切れるような状況下でもナビ機能が利用できる。ほかにも、Z、G、Uグレードには「ETC2.0」も標準設定するなどのアップデートを施している。

さらにZグレードをベースにした特別仕様車「Zウルバーノ(Z“URBANO”)」も新しく追加。詳しくは後述するが、外装などにブラックを基調としたアイテムをあしらうことで、より洗練された雰囲気を演出した仕様だ。

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