週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

【一部改良で商品性がアップした人気コンパクトSUVの2台】トヨタ「ヤリス クロス」対ホンダ「WR-V」徹底比較。両モデルとも特別仕様車を設定

17分で読める
2/10 PAGES
3/10 PAGES
4/10 PAGES
5/10 PAGES
6/10 PAGES
7/10 PAGES
8/10 PAGES
9/10 PAGES
10/10 PAGES

なお、両モデルの特別仕様車は、価格(税込み)がWR-Vブラックスタイルで248万3800円~258万600円。ヤリス クロスのZウルバーノでは、ガソリン車262万3500円~285万4500円、ハイブリッド車299万7500円~322万8500円。また、Zウルバーノのオプションパーツは、セット価格(税込み)で8万1950円だ。

WR-V特別仕様車ブラックスタイルの車内(写真:本田技研工業)

内外装に専用パーツを施したWR-Vブラックスタイルに対し、ヤリス クロス特別仕様車は、基本構成としては外装のみ専用パーツで、内装はオプションだ。そう考えると、全体的に価格の安いWR-V特別仕様車のほうにお得感がある。

ただし、ヤリス クロスは、特別仕様車に限らず、全グレードでガソリン車とハイブリッド車、2WD(FF)と4WDを選べることが魅力だ。とくにヤリス クロスの場合、トヨタ某販売店いわく「売れ筋はハイブリッド車」だという。ガソリン車よりも価格は高いが、燃費性能やリセールバリューもより良好だといえるハイブリッド車のほうが人気なのだ。

おそらく、ヤリス クロスのユーザーには、例えば、子育てを終えた中・高年層など、クルマにかけられる費用にある程度余裕のある層なども多いのだろう。一方、ガソリン車2WD(FF)のみと割り切った設定にしているぶん、価格も比較的安いWR-Vは、20~30代のミレニアル世代がメインターゲットとなっているようだ。

ヤリス クロスとWR-Vの差

ほかにもヤリス クロスの魅力は、これも先に述べたとおり、安全運転支援システムなど、装備の先進性や充実度が高いことだろう。そのぶん、幅広いユーザーが運転しやすく、乗員の安心感も高いといえる。ただし、後席など室内の広さや快適性はWR-Vのほうが上で、荷物の積載性が高い点も魅力だ。ファミリー層にも使えるクルマであることがうかがえる。

東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら

WR-Vに関しては、特別仕様車Z+ブラックスタイルが税込み価格258万600円となったことで、デビュー当時の「全タイプ250万円以下」ではなくなっている。また、2025年夏ごろ登場予定の最上級Z+グレードの新型は、価格未発表だが、改良前の税込み価格で248万9300円。新型Z+は価格が上がり、やはり250万円を超える可能性もある。

そうなると、ヤリス クロスよりリーズナブルな価格という魅力はやや落ちることになるが、果たして今後、市場がどんな反応を示すのかが気になるところだ。いずれにしろ、両モデルが、これからも国内コンパクトSUV市場の熾烈なシェア争いで重要な役割を果たすことだけは間違いない。

【写真を見る】【一部改良で商品性がアップした人気コンパクトSUVの2台】トヨタ「ヤリス クロス」対ホンダ「WR-V」徹底比較。両モデルとも特別仕様車を設定(46枚)

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象