女性限定カーミーティング「ガールズ・カー・コレクション」が自動車の祭典ジャパンモビリティショーとコラボするまでの成長ストーリー

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「GIRLS CAR COLLECTION × Japan Mobility Show 2025」として、はじめてジャパンモビリティショーとコラボ開催となったミーティングの風景
「GIRLS CAR COLLECTION × Japan Mobility Show 2025」として、初めてジャパンモビリティショーとコラボ開催となったミーティングの風景(写真:三木 宏章)

10月30日から11月9日までの11日間、101万人(日本自動車工業会発表)もの来場者が集まったジャパンモビリティショー2025。522の企業・団体が参加し、大いに盛り上がったことはご存知のとおり。

そんなジャパンモビリティショー2025では、完成車や部品を展示するブースのほか、コミュニティゾーンとして日替わりでさまざまなミーティングも開催されていた。その1つが今回紹介する、女性オーナーの祭典「ガールズ・カー・コレクション(GCC)」だ。

【写真】「GIRLS CAR COLLECTION × Japan Mobility Show 2025」の様子と女性オーナー自慢の愛車(58枚)

女性オーナーが輝ける、女性のためのカーミーティング

11月7日(金)、東京ビッグサイトの東棟屋外臨時駐車場付近に、ひときわ華やかなエリアが出現した。メーカーの垣根を越えた約40台ものクルマが並び、ドライバーは全員女性だ。

女性が主役のカーイベント「ガールズ・カー・コレクション」は、クルマを愛する女性オーナーたちが集まり、自分の愛車を披露しながら交流する場として2017年に誕生。9年目を迎える今年、GCCとしては初めてとなるジャパンモビリティショーとのコラボイベントが実現した。

ガールズ・カー・コレクションを主催するNAOさんと、愛車のA80型スープラ
ガールズ・カー・コレクションを主催するNAOさんと、愛車のA80型スープラ(写真:三木 宏章)

「クルマ女子が主役になれる場所を作りたかった」。

そう語るのは、GCCを立ち上げた主催者のNAOさんと、峯野アグネスさん。当時は女性が集まるクルマのイベントなんてほとんどなかったとNAOさんは振り返る。最初はSNSで呼びかけた“スポーツカー女子会”が原点。横浜の公園を借りて開催した第1回には約25台が集まり、「こんなにもクルマ好きの女性がいるのか」と驚いたという。

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