女性限定カーミーティング「ガールズ・カー・コレクション」が自動車の祭典ジャパンモビリティショーとコラボするまでの成長ストーリー
「ただ集まるだけでなく、もっと可愛く、自分らしく輝けるイベントにしたい」。そう思い立ち上げたのがGCCだった。そんなイベントは女性らしさが溢れ、象徴的なのがドレスアップした女性オーナーが愛車とともにレッドカーペットの横を愛車と歩くランウェイ。ファッションショーのステージを思わせるようなイベントが恒例となっている。
NAOさんは「自分もモデルとしてランウェイを歩くのが夢だったので、クルマ女子たちが輝ける舞台を作りたかった」と笑顔を見せる。ファッションショー×カーイベントという独自のスタイルは、スタート時から今も変わらず、多くのリピーターを生んでいる。
バラエティ豊かな参加者がコラボのきっかけに
共同主催のアグネスさんは、「台数を増やすより、参加者同士のつながりを深めることを大事にしています」と語る。イベント後にドライブに出かけたり、ほかの会場で再会したりと、自然な交流が広がっていくのが嬉しいそうだ。ライフステージの変化で一時離れる人もいるが、また戻ってきたいと言ってくれる人が多い。こうした温かな循環こそが、GCCを支える原動力となっている。
今回のジャパンモビリティショー2025とのコラボは、主催側から「メーカー枠にとらわれず、輸入車も国産車も一緒に展示できる点が魅力的」と評価され、声がかかったのがきっかけだったそう。GCCの知名度は業界でも広がりをみせており、「あのジャパンモビリティショーに出るんだね」と反響も多かった。地道に積み上げてきた活動が実を結び、大舞台でその成果を披露する形となったのだ。



















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