4万時間かけて作られる25台限定の「ファントム・センテナリー」100年のストーリーが描かれたインテリアが超弩級!
ロールス・ロイス・モーター・カーズが、2025年10月に「ザ・プライベート・コレクション・ファントム・センテナリー」(以下ファントム・センテナリー)なる車両を英国で発表した。
見どころは「プライベート・コレクション」という、同社独自のビジネス。
同社内でコンセプトを策定し、ベース車両を選んで、ある特徴をより際立たせる方向で、手を入れていく。
超がつくほど豪華な作りで、超がつくほど少ない台数で、かつ超がつくほど高価な販売価格でもって成功している。
今回のファントム・センテナリーのテーマは、ファントムの100周年記念だ。
「これまでのプライベート・コレクションの中でも、マグナスオーパス(最高の仕事)」と、ロールス・ロイス本社の広報担当者はファントム・センテナリーを評した。
私が見た実車は、6m近い全長の「ファントム・エクステンデッド・ホイールベース」をベースにしているだけあって、圧倒的な存在感だった。
ボディ色は「モノクロ映画の世界」を表現
ロンドンから70マイルほど下ったグッドウッド・エアロドロームの格納庫が、メディア向け発表会の会場。
堂々たるサイズの車体は、側面を白に、グリル下からボンネット、ルーフ、トランクリッドとその下までを黒で塗装されている。
なんでも、ロールス・ロイスとハリウッドスターたちの存在感が一体化していたような、1930年代のモノクロの映画の世界を表現する意図もあったとか。
しかも、単なるモノトーンの車体でなく、光線を浴びてきらきらと輝きを放つのが特徴だ。
塗装の上に、虹色に輝くガラスの微粒子を混ぜ込んだコーティングを施したと説明された。一見地味だが、じつは華やか。



















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