女性限定カーミーティング「ガールズ・カー・コレクション」が自動車の祭典ジャパンモビリティショーとコラボするまでの成長ストーリー

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ガールズオーナーと自慢の愛車が集まったミーティングエリア
ガールズオーナーと自慢の愛車が集まったミーティングエリア(写真:三木 宏章)

今回の開催日は金曜日。GCCとしては初の平日開催だった。「これまで土日開催が中心でしたが、有給を取って参加してくれたり、シフトを調整してくれたり、逆に平日しか休めない方にも来ていただけたりと、新鮮な顔ぶれが集まりました」とNAOさんは語る。

毎年、秋葉原UDXで行われる通常開催もすでに満員御礼。エントリー開始から数日で定員に達する人気ぶりで、毎回募集すると驚くほど殺到するという。クルマ女子イベントの先駆けとしての存在感は、確実に定着している。

GCCで知り合い、仲良くなったというガールズオーナーも多く、エリアを超えて、クルマという共通の趣味でつながれる場所となっている
GCCで知り合い、仲良くなったというガールズオーナーも多く、エリアを超えて、クルマという共通の趣味でつながれる場所となっている(写真:三木 宏章)

そして、2026年にはいよいよ10周年を迎える。「どういう形で開催するかはまだ決めていませんが、『続けてほしい』という声が本当に多いんです」とNAOさん。電動化や自動運転など、クルマの在り方が変わりつつある中でも、GCCは無理のない形で“好き”を続けていくと語った。

ここからは、GCCに参加していた個性豊かな女性オーナーの愛車と、クルマへの想いを紹介していこう。

やまださん「1978年式 トヨタ クラウン(5代目)」

やまださんと愛車のクラウン
やまださんと愛車のクラウン(写真:三木 宏章)

GCC初参加のやまださん。もともと11月22日開催にGCCにエントリーしていて、その後にジャパンモビリティショーでの開催も知り、参加してみたそうだ。ちなみにGCCはもちろん、ジャパンモビリティショーも初参加で、こういったクルマの大規模イベント自体が初体験という話だった。

一目惚れで購入したという、トヨタ「クラウン」は5代目の後期型で、当初は純正に近い状態で維持していたが、最近は車高を控えめに落とし、ホイール交換やフェンダーミラーをドアミラーに変更するなど、アメリカンスタイルにアレンジ。内装は木目調のインパネに合わせてシフトノブを変更し、フロアマットも黒で統一するなど、落ち着いたトーンでまとめて、愛車生活を楽しんでいる。

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