「あれ、なんでこの人はこんなに話しやすいんだろう?」→会話上手な人が実践している《16の心がけ》。「社会的知性」を高めよう

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12/自分が反応するためではなく、ただ聞くためだけに相手の話を聞く。

ソーシャルインテリジェンスの高い人は、人の話を聞くときに、自分が何を言うか考えるのではなく、相手が何を言っているかということに意識を集中する。このように、相手に共感し、安心感を与えるようなコミュニケーション方法は「ホールディングスペース」とも呼ばれる。

13/親に見せられないこと、子供に説明できないこと、上司に見つかったら困ることをネットに投稿しない。

こういった投稿を完全に避けることが難しいのは事実だが、堂々と発言できないようなことなら、それはどこかで本当の自分を曲げているということだ(あなたのなかに「他人に認めてもらいたい」と思っている部分があり、その部分があなたにそんな投稿をさせている)。

「私はあなたが間違っていると思う」

14/自分に何が真実かを判断する力があるとは思っていない。

ソーシャルインテリジェンスの高い人は、「あなたは間違っている」とは言わず、「私はあなたが間違っていると思う」と言う。

15/「井戸に毒を盛る」という手段を使って議論に勝とうとしない。

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「井戸に毒を盛る」とは、議論のときに相手の人格を攻撃して、(おそらくは正しい)相手の主張から注意をそらし、論点をずらそうとすることだ。

たとえば、1日に3本のチョコレートバーを食べる人が「子供が甘いお菓子を食べすぎるのはよくない」と言っても、ソーシャルインテリジェンスの高い人は「どの口が言うか」などと返したりしない。誰が言ったかに関係なく、発言の内容の妥当性を判断することができる。

たいていの場合、ある問題の重要性をもっともよくわかっているのは、自分でもその問題を抱えている人だ(たとえ表面上は偽善的に見えたとしても)。

16/ソーシャルインテリジェンスの高い人にとって、もっとも大切な人間関係は自分との関係であり、つねにその関係の向上に努めている。

ソーシャルインテリジェンスの高い人に共通する大きな特徴のひとつは、自分自身との関係が他のすべての人たちとの関係の基盤になっていると理解していることだ。

Brianna Wiest 著述家・詩人

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ブリアンナ ウィースト

アメリカ出身・在住。 エリザベスタウン・カレッジで英語の学士号と文学の名誉博士号を取得。大学院卒業後は、ジャーナリストとして、「フォーブス」誌や「USAトゥデイ」紙などで活躍。 著作はこれまで40以上の言語に翻訳され、世界で累計数百万部以上売り上げている。邦訳書に、『感情戦略』(日経BP)がある。

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桜田 直美 翻訳家

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さくらだ なおみ / Naomi Sakurada

早稲田大学第一文学部卒。訳書は『THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法』『THE CULTURE PLAYBOOK 最強チームをつくる方法 実践編』(いずれも小社刊)、『スタンフォードの脳神経科学者が証明! 科学がつきとめた「引き寄せの法則」』『アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書』(いずれもSBクリエイティブ)など多数。

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