「あれ、なんでこの人はこんなに話しやすいんだろう?」→会話上手な人が実践している《16の心がけ》。「社会的知性」を高めよう

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

09/相手の感情を認める。

ソーシャルインテリジェンスの高い人は、相手の感情を認め、そのまま受けとめることができる。理屈を使って相手の感情を切り捨てたり、否定したり、変えようとしたりしない(たとえば、相手が「今日は悲しい」と言ったら、「悲しいわけないでしょう。あなたはとても恵まれた人生を送っているのだから!」などと返さない)。

ここで気をつけてもらいたいのは、感情を認めるのと、考えを認めるのは違うということだ。認められる必要も、受け入れられる必要もない考えはたくさんある。しかしそれが感情なら、誰の感情であっても、すべて認められ、尊重されなければならない。

誰かの感情を認めるとは、その人の人格を認めるということだ。たとえ自分の感情は違っても関係ない。言い換えると、自分とは違う人をありのままに認めるということだ。

強い感情を抱くのは、自分の影を見ているから

10/他人のイライラする性格、態度、行動パターンは、実は「自分の影」であると自覚している。

無知な政治家を嫌うのは、自分が周りから「知性がない」「資格がない」と思われることへの恐怖の裏返しだ。極度に受け身的な友達にイライラするのは、他人に力を明け渡してしまう自分の傾向を自覚しているからだ。

いつもつながりがはっきりわかるわけではないが、何かに対して強い感情を抱くのは、間違いなくそこに自分の影を見ているからだ。もし本当に嫌いなのであれば、何の感情も抱かず無視するだけだろう。

11/ただ勝ちたいだけで、何かを学ぶつもりがない人とは議論しない。

いちいち突っかかってくる人、粗雑な理屈で議論をふっかけてくる人は、ただ自分が優位に立ちたいだけだ。ソーシャルインテリジェンスの高い人は、すべての人が意義あるコミュニケーションを求めているわけではないということ、対話から何かを学び、成長し、相手とつながりたいと思っているわけではないということを知っている。だから、そういう人を相手にわざわざ真面目に議論したりしない。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事