実は国によっても定義はさまざま…日本における「クッキー」と「ビスケット」の【微妙すぎる違い】

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「クッキー」と「ビスケット」の違いを説明できますか?(写真:チリーズ/PIXTA)
ふだん、ほとんど意識することはありませんが、実は「クッキー」と「ビスケット」には違いがあるって知っていましたか? フードコーディネーターの宮本二美代氏によれば、その違いは日本国内では公式にきちんと定義されている一方、国によってはその定義の仕方はまちまちだそうです。
ではいったい、お国柄によって変わってくる「クッキー」と「ビスケット」の違いとはどんなものなのでしょうか。宮本氏の著書『教養としてのお菓子: ビジネス、マナー、手土産、社交の場に必須。世界のエリートも身に付けている。』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

全国ビスケット協会が規定している「違い」

クッキーとビスケットの違いを、疑問に思った方は多いと思います。

「ビスケット」は本来、主に小麦粉、砂糖、油脂、乳製品などから作られる焼き菓子の総称です。元々はヨーロッパで「ビスケット」と呼ばれていたのが先で、「クッキー」はビスケットの1種でした。

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