世界一周した筆者が実感、「海外旅行、行くなら今」。新"三種の神器"で驚くほど便利&快適、スマホがあれば何とかなる時代へ

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旅を長く続けていると翻訳の精度が日々向上するのも感じたので、ぜひ活用してほしい。

観光施設の案内
ペルーの観光地の案内文(左)にGoogleレンズを向けると日本語に翻訳してくれた(右)(写真:筆者撮影)
ハノイのフォーの店の看板
ベトナム・ハノイのフォーの店では、Googleレンズでメニューを翻訳(写真:筆者撮影)

Googleレンズはその地域でよく見かける食べ物やデザインなどについても手軽に調べられる。筆者は各国の小銭を識別するのが苦手で、カメラで札やコインを撮影して調べることがよくあった。

AI翻訳機も持っていったが、ガジェットをいくつも持ち歩くと荷物になるので、途中からはスマホのアプリ一択だった。

ガラパゴス諸島
ガラパゴス諸島ではGoogleの翻訳アプリを駆使して現地ツアーに申し込んだ。写真はアオアシカツオドリ。ガラパゴス諸島にしか生息していない(写真:筆者撮影)

2. WhatsApp(ワッツアップ)

LINEのようなメッセージアプリだが、LINEよりも多くの国で普及しており、外国人がよく泊まる宿泊施設はおおむねワッツアップのアカウントを持っている。

こちらもアカウントを持っていれば、宿の予約後に先方からメッセージが届くこともある。忘れ物の問い合わせや現地のツアー予約、チェックイン遅れの連絡など、さまざまなやり取りがリアルタイムでできる。

翻訳アプリと組み合わせれば、言語の壁を越えてコミュニケーションが取れる。

オンライン予約で食もツアーも簡単に

3. フードデリバリー

配車アプリが使える場所では、同じアプリから料理や食材をデリバリーしてもらえることが多い。天気が悪い、体調が優れない、治安が不安などの局面で重宝する。

フードデリバリーで注文したタイ料理
ベトナム滞在中、フードデリバリーで注文したタイ料理(写真:筆者撮影)

エクアドルの首都キトでは、夜の一人歩きが怖かったのでUber Eats(ウーバーイーツ)でご当地グルメの「ロクロ・デ・パパス(アボカドとジャガイモのスープ)」をデリバリーした。

タイのコーンケンでは素泊まりの宿に滞在していたので、お粥やトーストセットなど朝食を毎日出前した。

デリバリーで頼んだ食事
エクアドルの首都・キトでの滞在中、ウーバーイーツで頼んだご当地料理(左)、タイ・コーンケンでデリバリーを頼んだ朝食。トーストにコーヒーというシンプルな料理でも持ってきてくれる(写真:筆者撮影)

4. オンライン予約サイト

列車、航空券、バスなどの交通手段、観光施設のチケット、現地発着のツアーがだいたいオンラインで予約・決済できるようになっていることも、10年前からの大きな進化だ。

航空券はオンライン旅行プラットフォームを通じて予約すれば、価格の比較から発券まで日本語で完結することが多い。

現地ツアー、空港とホテルの送迎は、Klook(クルック)、GetYourGuide(ゲットユアガイド)、TripAdvisor(トリップアドバイザー)といったプラットフォームで日本語で探せる。

筆者はインド・ジャイプールでのトゥクトゥクの1日貸し切り、タージマハルへのプライベートガイド付き観光、2泊3日のサハラ砂漠ツアー、カッパドキアの気球ツアーなどをオンラインで申し込んだ。

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