世界一周した筆者が実感、「海外旅行、行くなら今」。新"三種の神器"で驚くほど便利&快適、スマホがあれば何とかなる時代へ

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トビリシのカフェ
Googleマップで見つけた、紙コップに似顔絵を描いてくれるトビリシのカフェ。世界中の観光客でにぎわっていた(写真:筆者撮影)

筆者がエジプトを訪れた際、ピラミッドの敷地内にオープンしたばかりのレストラン「ラデュレ」は日本ではほとんど紹介されておらず、Googleマップで見つけた。

ラデュレ
マカロンが有名なフランスのカフェレストラン「ラデュレ」。オープンしたばかりで日本語の情報がほとんどなく、Googleマップでたまたま見つけた(写真:筆者撮影)

目的地への行き方もGoogleマップで調べられ、地域によってはの路線バスのルートや運賃も表示される。

海外の路線バスは旅行者にとってハードルが高い交通手段だが、トビリシ(ジョージア)、イスタンブール(トルコ)、ハノイ(ベトナム)ではGoogleマップの案内に従って簡単に利用できた。

三種の神器その3:配車アプリ

旅先でのタクシーやトゥクトゥクとの値段交渉にストレスを感じる日本人は少なくないだろう。配車アプリを使えば乗る前に運賃が分かり、クレジットカードで決済できる。

グローバルに事業を展開しているUber(ウーバー)、Grab(グラブ)、Bolt(ボルト)を使えば空港とホテル間、あるいは観光地へ移動のハードルがぐっと下がる。配車の事前予約や都市をまたぐ長距離移動が可能なエリアもある。

配車を依頼すると、迎えに来る車の車種とナンバーの数字が表示される。エジプトのナンバーはアラビア数字なので洋数字との突き合わせが難しく、合言葉のようにドライバーとお互いの名前を呼び合って確認するというハプニングもあったが、それはそれで面白かった。

エジプトの車
エジプトのナンバーはアラビア数字で配車アプリの利用が大変だった(写真:筆者撮影)

ただし、一つの国でもグローバルの配車アプリを使える都市とそうでない都市があるので、事前に調べておきたい。たとえばトルコだとイスタンブールはウーバーとボルトが利用できるが、日本人に人気の高いカッパドキアではローカルの配車アプリしか使えない。

また、市街地から郊外の観光地に向かう際、行きは簡単に配車できても、帰りの車が捕まりにくく、近くで待ち構えているドライバーの言い値を飲まざるをえなかったなんて話も時々聞く。

市街地から外れた場所を回る時は車やトゥクトゥクを丸一日チャーターした方が楽なことも少なくない。マッチングアプリなので、時間帯や渋滞の程度によって価格が大きく変動することもある。

トゥクトゥクを1日チャーター
ジャイプールではオンラインでトゥクトゥクを1日チャーターした。価格は1000円台(チップ含まず)(写真:筆者撮影)

スマホがあれば何とかなる

これら「三種の神器」以外にも海外旅行のお助けツールは多い。筆者が世界一周中によく利用したものは以下のツールやサービスだ。

1. Googleレンズ・翻訳アプリ

レストランのメニュー、宿泊施設のエレベーターの張り紙や観光施設の案内板などに、カメラを向けるだけで翻訳・検索してくれるGoogle レンズと翻訳アプリも非常に便利だが、旅行者の間で意外に知られていない。

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