ホテル高騰で脚光、《快活CLUB》の陰に隠れた古豪「自遊空間」を現場体験したら、無料の"無限ソフトクリーム"と"お吸い物"に男心を掴まれた!

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お試しで投稿1本目の動画を視聴したところ、「特命係長・伊藤」との棒読みの掛け合いが絶妙で、不覚にも吹いてしまった。動画内では「これからはリアルだけでなく、バーチャルの自分を1人2人、持つ時代になると思う」といったハッとさせられる鋭い指摘もあり、今後の活動が楽しみ過ぎる。

「VIRTUAL社長」のポスター
公式ホームページでも大々的に告知されている(自遊空間公式サイトより)

「鍵付完全個室」は快活CLUBとほぼ同等の印象

ホテルの宿泊代が高過ぎる問題により、今注目を集めているネットカフェの「鍵付完全個室」に関しては、自遊空間と快活CLUBとの間に大きな差はなかった。部屋の広さも同じくらいで、ライトや空調がそれぞれの部屋ごとに調整できる点も同じ。パソコンから食事が注文できる点も、店員さんにメッセージを送れる点も同じだった。

自遊空間の鍵付完全個室
自遊空間の鍵付完全個室はこんな感じ(筆者撮影)

それでもあえて違いを挙げるのなら、快活CLUBはIDカードでタッチして入退出するが、自遊空間は会員証(あるいは入場伝票のQRコード)をスキャンして入退出すること。またこれは店舗内の構造によるのかもしれないが、私が利用した快活CLUBの鍵付完全個室は、オープン席やブース席の人が入れないよう自動扉が設置されていた。しかし今回利用した自遊空間の鍵付完全個室は、誰もが通行できる廊下の一角にあった。

料金体系に関しても、両社の間に大きな差はなさそうだ。快活CLUBは店舗ごとに料金体系や施設設備が異なっているが、これは自遊空間も変わらない。なお今回私が利用した明石駅前店の場合、ブース席の最初の1時間が690円。12時間ナイトパックが2640円。隣の部屋と板ではなく壁で仕切られている鍵付完全個室は、最初の1時間が950円。12時間のナイトパックが3430円。

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