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「部下と向き合うことは自分と向き合うこと」の意味 「学んでも実践しない」ビジネス書の永遠のテーマとどう向き合うか 

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  • 藤田 耕司 経営心理士、税理士、心理カウンセラー
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私自身、これまで大変な部下を持ち、その部下の育成の中で腹が立つことも、途方に暮れることもありました。それでも粘り強く関わってきました。

個人的に部下のために勉強会を開催して専門知識や人としての在り方などを指導してきました。また、私が担当したすべての仕事に関して、マニュアルを作成し、部下に渡してきました。

サラリーマン時代、これらのことは人事評価には反映されていないし、褒められることもありませんでした。それでもやり続けました。

それは部下のため、組織のために必要だと思ったからです。

今から思えばそれは自分への挑戦だったと思います。

そして、その努力が自分を上司として大きく成長させてくれました。その成長が今の力となっています。

上司としての成長は、あなたの市場価値を高める

人口の減少により人手不足がさらに進む今後の時代においては、部下と本気で向き合い、部下を定着させ、育てあげることができる人がより一層必要とされ、大きな価値を持つようになります。

皆さんがそういった存在となれるよう、日々自分に挑戦し、上司としての成長を続けてください。

皆さんが上司として成長するほど、皆さんの部下が幸せになり、離職率が下がり、会社が成長します。

そして、それを実現させた経験が、皆さんに自信と可能性をもたらします。

最後に、私が経営心理士講座の中で、部下の育成の心構えとしてお伝えする言葉をもって、本書を締めくくりたいと思います。

部下と向き合うことは自分と向き合うこと。

部下を成長させることは自分を成長させること。

部下は上司に育てられ、上司は部下に育てられる。

皆さんの上司としての成長と、人が定着する組織の実現を心より祈念しております。

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