「行列に並ぶ時間ない」でも「香川で本場讃岐うどん食べたい!」出張民へ→値段・味・立地すべてが最高な"県民の御用達うどんチェーン"の凄さ

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釜玉うどんが好きならば「なかむら」、さらに釜玉発祥といわれている「山越うどん」がいい。変わり種の釜玉うどんであれば「うどんバカ一代」の「釜バターうどん」が最高だ(ただ、この店の裏の帝王はかけうどんを冷やした「冷やかけ」だと思っている)。

なかむらの釜玉うどん
なかむらの釜玉うどん。まじで全食べ物の中で一番ぐらいに好きかも(筆者撮影)

釜揚げうどんが好きであれば、間違いなく「長田 in 香の香」に行くべきだ。

「長田 in 香の香」の釜揚げうどん
「長田 in 香の香」の釜揚げうどん。光り輝く麺に、いりこが効いただしが最高すぎる。「丸亀製麺」の釜揚げうどんが好きな人は、ぜひ食べてほしい(筆者撮影)

肉うどんは「綿谷」。ボリュームと値段、味を兼ね備えた秀逸な味である。

また、コシの中に柔らかさのある新世代の麺を求めるなら「瀬戸晴れ」なんかは、新しい食感で衝撃を受けることだろう。

さらに、セルフうどんではなく、フルサービスでゆっくりうどんを味わいたい人は「うどん本陣 山田家」に行こう(こちらは地元ビジネスマンが接待でよく使う)。

やっぱり「麺や」は最高のチェーン店

いずれにしても、そのすべての始まりとして「麺や」は最高だ。

出張に行かれた際には、ぜひ、のぞいてみてはいかがだろうか。

【画像を見る】チェーンから山奥の通好み店まで。奥深く底知れぬ魅力を持つ《讃岐うどん》の世界をのぞいてみる
編集部注:本記事に登場するメニューの価格はすべて取材時点のものです。昨今の原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、本連載で紹介するローカル飲食チェーン店によっては、メニューが店舗ごとに異なる場合もあります。
ニセコ化するニッポン
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谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

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たにがしら・かずき / Kazuki Tanigashira

都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家。1997年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業、早稲田大学教育学術院国語教育専攻修士課程修了。「ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾 第三期」に参加し宇川直宏賞を受賞。「東洋経済オンラインアワード2024」でMVPを受賞。著作に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』 (集英社新書)、『ニセコ化するニッポン』(KADOKAWA)、『ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』(青弓社)がある。テレビ・動画出演は『ABEMA Prime』『めざまし8』など。

X:@impro_gashira

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