まず、麺やのかけうどん(温)は税込320円である。これでかなりお腹いっぱいになる。このインフレ時代に、もはや奇跡としかいいようのない値段である。

その他、ぶっかけうどん、釜揚げうどん、しょうゆうどん、ざるうどん、冷やしうどんなどの定番メニューはすべて税込400円。ワンコインでおさまる。
かけうどんなら、うどん3玉(!)分の「大」でも税込550円で、そこに天ぷらやらおでんやらおにぎりやらを付けても、1000円に行くか行かないか。「うどんを飲む」香川県民だと「大」でもするっと食べている人を散見するが、出張で来た人にとってそれは至難の業。小、あるいは中で十分なはずだし、お会計は1000円にいかないはずだ。
いろんなメニューでみんな楽しめる
値段は申し分ない。では、メニューはどうか。これも、特に讃岐うどん初心者には優しい。かけうどんやぶっかけうどんなどの定番はもちろんのこと、店舗によってはカレーうどんや、しっぽくうどん(たくさんの野菜が入った、けんちんうどんのようなもの)など幅広い。

有名店だと、その店ごとに売りにしているうどんが違って、初見だとわかりづらいことがある。あるいは、1種類しか提供していないこともある。好みが分かれるグループで行くと、だれかが満足できない、ということが起こりがちだ。
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