悩める人を救う!米国ならではのスゴイ仕事 「モチベーショナルスピーカー」の威力

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日本人の私がアメリカ人にアドバイスをできる日が来るとは、誰が想像していたでしょう。権力や肩書きより、どれだけの経験を積んできたのかがメッセージを伝えるうえではモノを言うのだとこの経験を経て実感しました。

そんな影響力のあるモチベーショナルスピーカー。そんな中でも、アメリカで目下人気を集めている人たちを紹介します!

YouTubeの「3分講座」で人気者に

目下、アメリカでもっとも知名度が高いのは、Tony Robbins(トニー・ロビンズ)。彼は作家でもあり、何冊も啓発本を出しています。身長がバスケットボール選手のように高いので見た目も圧巻。声もものすごく野太く深く、一度聞くと忘れられません。とにかくカリスマ性が半端ないのです。

若いころからこの仕事を始め、個人向けの金融インストラクターとして有名になりました。「どうやったらお金を貯めて効率よく生きられるのか」といったテーマが得意で、自営業者から絶大な人気を得ています。

もう一人、私のお気に入りはアメリカの30代女性から圧倒的に支持されている、Marie Forleo(マリー・フォレオ)。彼女はYouTubeで自身のチャンネル「Marie TV」を作ったことで有名になったスピーカーです。内容は恋愛からキャリアアップのアドバイスまで幅広いのですが、彼女のスピーチは一つ3分というコンパクトさが特徴です。

「B school」というオンライン講座も開いており、どうしたら自分が思い描くキャリアプランを実践できるのか、講義だけでなく、参考書も使って彼女のメソッドを学ぶことができます。彼女はYouTubeの視聴者や講座受講者と積極的に交流を図っており、これも人気の理由の一つ。「見てくれる人を飽きさせない」のは重要なことですよね。

アメリカは規模にかかわらず、起業家や独立を考えている人がわんさかいる国です。そして彼らは自分のビジネスや精神的な成長に役立つアドバイスをつねに探しています。こうした背景があるから、このモチベーショナルスピーカーという職業が成り立つのかも知れません。

子供から大人までさまざまなジャンルでモチベーショナル・スピーカー達は存在します。講演の仕方はそれぞれ個性があり、私は映像やパワーポイントを駆使しながら話しています。日本でも、いつかモチベーションナルスピーカーとしてお会いできるかもしれません!
 

ミサコ・ロックス コミック・アーティスト、モチべーショナルスピーカー

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コミック・アーティスト、モチべーショナルスピーカー

Misako Rocks! 本名高嶋美沙子。法政大学在学中に奨学金派遣留学で渡米。卒業後人形師を目指してNYに渡るも、うまくいかず挫折を繰り返す。NYで中学校の美術講師、ホームレスなどを経て、2006年コミック・アーティストとしてデビュー。

ディズニー・ハイペリアン出版社から2作出版。自身の初恋・留学体験をつづった"Rock and Roll Love"は、NY公立図書館が選ぶベスト・ティーンズ・ブックリストの一冊に。その後、ヘンリー・ホルト出版から初のシリーズ作"Detective Jermain vol1"を出版。英国漫画誌DFC Bug Clubの連載作品"Peach de Punch!"がアジア向けの英語教科書に採用される。

全米各地の小中高校や、コロンビア大学、プリンストン大学、メトロポリタン美術館などで講演会・ワークショップを精力的に開催している。

ホームページはこちら。著書に「理由とか目的とか何だっていいじゃん!チャレンジしなくちゃ後悔もできない!」「もうガイジンにしました」(ともにディスカバー・トゥエンティワン)。アメブロに4コママンガブログ「ミサコ・ロックス!NY毒舌ライフ」も連載中。

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