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「1on1で本音なんか言わないですよ」――部下が心を閉ざす上司、すべてを打ち明ける上司の"普段の態度"

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  • 藤田 耕司 経営心理士、税理士、心理カウンセラー
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ここで、これらの態度を改めることで部下の本音や不満を把握できるようになり、離職者を大幅に減らすことができた、経営心理士講座の受講生のお話をしたいと思います。

離職率を40%から0%にした取り組み

その方はWEB制作会社で働かれており、業務の依頼が多く、制作部の社員は毎日深夜まで働く状況でした。

そのため、毎年制作部の4割ほどの社員が辞めていました。

ただ、会社としては今が事業拡大のチャンスだから、ここで業務の依頼を断るつもりはないとのこと。その方はそんな中で、離職者を減らすため、次の3つのアクションを起こしました。

a:いつでも部下が質問できる環境を作り、こちらからも声をかける
b:質問があった際はウェルカムな姿勢を示す
c:話を聞く際には共感を意識する

毎日最後まで職場に残り、この姿勢で応じることを徹底しました。そこはプライドを持ってやったと話されます。

このことを2年間徹底した結果、部下は悩みや不満を打ち明けてくれるようになり、その内容に対応することで、ついに離職者はゼロになりました。

「忙しいから離職者が多いのは仕方ない」と話される方もいます。たしかに、忙しい職場は離職率が高くなりやすいのは事実です。

しかし、上司がこういった対応を徹底するだけでも、このように離職率を下げることはできるのです。

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