「こんな上司に悩みなんて言えない」上司の2特徴 部下に「本音を話してもらえない」悲しい現実
1on1をしたつもりになっている社長
ここ数年、離職防止やモチベーション向上のために、1on1を導入する会社が増えています。
1on1とは、部下の本音や悩みなどの把握を目的として、比較的フランクな雰囲気の中で部下の発言を尊重しながら、上司と部下の双方向のコミュニケーションを行うものです。
私は経営心理士、公認会計士として心理と数字の両面から経営コンサルティングを行っていますが、1on1の導入に関する相談を受けることがあります。その中でこんな事例がありました。
その会社は離職者が多いという悩みを抱え、その解決のために社長自ら1on1を実施していました。ところが離職者は減るどころか、むしろ増えている気配すらあるとのこと。
そこで私がコンサルタントとして関わり、まず部下の方にヒアリングを行いました。その結果、こういう意見が多く聞かれました。
「社長が『悩みとか不満があるなら話して』と言うものの、社長はトップダウンでものを言う人なので、とてもじゃないけど言いたいことなんて言えないです」



















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