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「こんな上司に悩みなんて言えない」上司の2特徴 部下に「本音を話してもらえない」悲しい現実

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  • 藤田 耕司 経営心理士、税理士、心理カウンセラー
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あるいはSNSに投稿したくなる。そして「いいね!」が欲しくなる。たくさん「いいね!」がつくと嬉しくなるし、全然つかないと切なくなると思います。それは共感欲求を満たしたいからです。

そのため、自分の話をして、その話に共感を示してもらえると、共感欲求が満たされ、相手に心を開こうとします。

共感は心の中で共感するだけではなく、その共感が相手に伝わるように表現することまで必要です。

この表現力の差が「この人は自分の気持ちをわかってくれる」という印象を持たれるかどうかの差をもたらします。

特徴2:話を最後まで聞かない

そして、もう1つ多い意見が「話を最後まで聞いてくれる」という意見です。

自分の話をさえぎって話す人には、人は心を開こうとしません。

ある会社から支店の離職率が高いと相談を受けたときのことです。

社長から依頼され、その支店の支店長のJ氏とお会いすることになりました。J氏は体育会系の雰囲気の元気のよい方でした。

私はJ氏と話し始めて5分もしないうちに離職率が高い理由の察しがつきました。J氏は私が話す度に、私が話し終えないうちに私の話をさえぎって話すのです。

こういうタイプの人は頭の回転が速い人が多く、それが故にせっかちで相手が話し終えるのを待てずに話し始めるのです。こういった話の聞き方をされると、相手は「この人は自分の気持ちをわかってくれない」と感じます。

そこで、部下の方にJ氏の印象についてヒアリングしたところ、案の定、「ワンマンで一方的」「まともに話を聞いてくれない」「自分の気持ちをわかってくれない」「悩みがあっても相談できない」といった答えが返ってきました。

一方、J氏に「部下の話は聞くようにしていますか」と質問すると、「定期的に面談の機会を設けてるので、部下の話は聞いてますよ」と話されました。

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【「プライド」に注意ながら改めさせる】

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