「サッカーってよくわからない」→「おもしろい!」に変わる。サッカー観戦の解像度が上がる"5つのポイント"
しかも現在は、チームだけでなく、私たちサポーターであっても、選手の個人データやチームデータを各試合単位で確認できるようになっています。
もちろん、チームがお金をかけて構築したシステムほど分析することができません。しかし「知」や「技」で得た知識があれば、データや映像分析を照らし合わせて、選手やチームの行動分析を行うことができるのです。
「なぜこのプレーが生まれたのか」「どうしてこのタイミングで選手が動いたのか」といった背景を想像しながら観ることができれば、限られた環境の中でも、プロの現場に近い感覚でサッカーを読み解くことができるようになるのです。
どんな戦術にも利点と弱点があり、それを味方も敵も理解している時代になりました。だからこそ、観る側の私たちも、基本的なセオリーを知り、試合に食らいつくことで、サッカーをもっと楽しめるのです。
過去のセオリーを知り新たなセオリーを理解する
2025年の夏には新たな形のクラブワールドカップが初開催され、2026年には48カ国が出場する北中米W杯が開催されます。これらの大きな大会では、また新たなセオリーが登場してくることとなるでしょう。
新しいセオリーを理解するためには、これまでのセオリーを知っていることが重要です。
過去のセオリーを知っていれば、
・どの部分が差を生んでいるのか?
・従来のセオリーはどこまで通用するのか?
といったことを見極めることができます。つまり、サッカーの進化を深く楽しむためには、これまでの戦術を学び、それがどう変化していくのかを考えることが大切なのです。
どうか楽しくサッカーを見てください。そしてボール以外に目を向けつつ、新たな知識を取り入れて、セオリーを理解していけば、明日以降に登場する新たな理論にも対応していくことができるようになります。
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