外遊びができない日の選択肢として活用し、健全な身体活動とデジタル学習の両立を図っています。
また上記以外に、子どもはタブレットを家に持ち帰ることになっており、そのタブレットで子どもは家で動画視聴、ゲームに興じていて家庭の方針と異なり困っているという報告も多数あります。
子どもは、勉強のために使うという理由で、タブレットを自室に持ち込み、いつの間にか動画を見ているというパターンです。
同じ学校内でも、担任の管理スタンスによって差が生まれることがあります。デジタルネイティブ世代の若い教師は柔軟に許可する傾向があり、ベテラン教師は従来型の教育を重視し、厳格に管理することが多いようです。
また、教師のITスキルの差により、管理が不十分で事実上“野放し状態”になっている場合もあり、このような状況では、同じ学年でもクラスごとに子どもの過ごし方が異なり、保護者間で不公平感や混乱が生じています。
筆者が集めたデータだけでも、これだけ多様な状況であるため、全国的にはさらに多くのケースがあると想定でき、事実上、全体として統一感は全くないという現状です。
親ができることは?
では親としてどうすればいいでしょうか?
現段階では、タブレット等、デジタルデバイスを使った学校での取り組みは黎明期であり、学校側の実態に対して、親として疑問を感じることはあると思います。
そのとき、親は悩みを一人で抱え込まないことが大切です。一人で悩むと、現在の状況を静観視せざるをえなくなり、モヤモヤが増していきます。モヤモヤはやがて、イライラに変わり、その後、子育て、教育に関するあらゆる点に派生する可能性もあります。
ですから、今のクラスの実態にモヤモヤするのであれば、現段階で早急に解決させておくことをお勧めします。そのためには、次のステップで対応してみてください。
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