
メカニズムがわかればレバー臭は抑えられる
たまに食べたくなり、たまに食べるとおいしいのがニラレバ。ただ、肝臓はほかの臓器よりも血を含む部位であるため、「臭み消し」のひと手間がかかってしまいます。一般的には水に浸ければいいとされていますが、それだと表面の血が抜けるだけで、根本的に臭いを抑えるという観点ではあまり意味がありません。
ここで、レバー特有の臭いが発生するメカニズムを考えてみましょう。実は、血だけを加熱してもレバー臭は出ません。レバーを加熱すると、肝臓に含まれるアラキドン酸が血液の鉄分と反応し、レバー臭が出るのです。
この反応は温度が上がるにつれて進むので、臭みを抑えるには加熱しすぎるのを防げばいいとわかります。もちろん、安全のためにレバーには十分に火を通す必要があるので、そのためのコツもお伝えします。
材料 3〜4人分
鶏レバー 200グラム
ニラ 1束(100グラム)
にんにく 1かけ
長ネギ 30グラム
しょうゆ 大さじ2分の1
砂糖 大さじ2分の1
酒 大さじ1
サラダ油 大さじ1+2分の1
塩 小さじ8分の1
黒こしょう 適量
しょうゆ 大さじ2分の1
酒 大さじ2分の1
片栗粉 大さじ1
ごま油 小さじ1

スーパーでニラを選ぶときは茎を観察しましょう。ニラは何度も収穫できる野菜なのですが、茎が太いものは初めのほうに収穫されたもの。甘みが強く、柔らかいという特徴があるのでニラレバには最適です。逆に茎が細いものは香りが強いので、刻んで餃子などに使うといいでしょう。
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