夏の疲労回復に「ゴーヤ炒め」家庭で絶品に作る技 苦みに弱い人でも、選び方や調理法で調整可能

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ゴーヤチャンプルー
今回は「ゴーヤチャンプルー」です(以下、写真はすべて筆者撮影)
料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。今回はビタミンCを多く含み、疲労回復や夏バテ予防に役立つゴーヤを使った「ゴーヤチャンプルー」です。

ビールと合わせると格別のおいしさ

ゴーヤは夏野菜のなかでも突出して個性的な野菜。沖縄や九州を中心に食べられていた野菜ですが、1990年代以降に栽培が全国に広がりました。苦味が特徴で、どこまで苦味を残すか、あるいは生かすかという方向性で料理が分かれます。

ゴーヤチャンプルーは苦味を生かした沖縄の炒め物。夏の暑い時期にビールと合わせると格別のおいしさです。

ゴーヤチャンプルー(材料 3〜4人分)
ゴーヤ     1本
豚バラ薄切り肉 100g
木綿豆腐    1/2丁(150g〜175g)
ごま油     大さじ1/2
卵       2個
しょうゆ    大さじ1/2
かつお節    3〜4g
塩       適量
ゴーヤチャンプルーの材料
2人分つくる場合は材料をすべて1/2にすれば問題ありません

ゴーヤの魅力は苦味にありますが、ある程度の苦味対策はしたほうが多くの人に好まれる味わいになります。ゴーヤは緑色が濃いものよりも薄い緑色の品種のほうが苦味は弱いです。時折、売られている白いゴーヤは苦味が弱い品種なので、見かけたら買ってみてください。

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