夏に食欲増進「カレーそぼろ丼」安く簡単に作る技 冷蔵で保存可能、うどんやそうめんにもマッチ

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カレーそぼろ丼
今回は「カレーそぼろ丼」です(以下、写真はすべて筆者撮影)
料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。今回は「カレーそぼろ丼」です。

ひき肉を見極めるポイントは<色>

ひき肉は日々の料理の味方。他の部位と比べると比較的安価ですし、切る手間が省けるのも大きなメリット。一昔前までは鮮度の落ちたひき肉も見かけましたが、現在はスーパーでも状態のいいものが簡単に手に入ります。

ひき肉を見極めるポイントは<色>です。ひき肉は肉を細かく挽いているので表面積が大きく、酸化しやすい肉です。そのため鮮度が落ちると色がくすんできます。なるべく鮮やかな色、それもパックの底にドリップと呼ばれる水分が溜まっていないものを選びましょう。

ひき肉
鮮度のいいひき肉は加熱しても肉汁が出にくい

今の時期は買ってからも注意が必要です。なるべく冷やした状態で持ち帰りましょう。氷や保冷剤をもらえるスーパーであれば活用してください。

ひき肉は0℃付近の低温で保存するのが基本で、精肉店などはひき肉を保存するための専用冷蔵庫を持っているところもあるほど。家では冷蔵庫のチルド室で保存しますが、なるべく早く調理してしまうのがいいでしょう。火を通してそぼろにしておけば冷凍保存もききます。

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