レバー臭を抑えるコツは意外とカンタン!夏の王道スタミナめし「ニラレバ」を自宅でおいしく作る極意

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しょうゆ、砂糖、酒を合わせ、合わせ調味料とします。炒め物はそれぞれの食材、調味料を事前に準備をしておくのが攻略の基本です。

フライパンにサラダ油をひき、にんにくのみじん切りを加え、中火にかけます。にんにくから香りが出て、かすかに色づいたら、ネギを加えて加熱を止めます。

いよいよ本番、加熱する際のコツ

ここでレバーを投入。白ネギによって油の温度が下がるので、レバーから出てきた水分によって油が跳ねることを防げます。

ニラレバを炒めるときのポイント
レバーは漬け汁ごと加えて問題ありません(写真:筆者撮影)

フライパンの底に広げるようにして、レバーに火を入れていきます。片面の焼きのイメージで、焦げ目がついたら鍋を振って裏返します。レバーを観察し、表面から赤い生の部分がなくなったころが次の工程に進む合図です。

黒こしょうは粗挽きがおすすめ
黒こしょうは粗挽きがおすすめです(写真:筆者撮影)

ここで合わせ調味料とニラを加え、火を止めてください。ニラは生でも食べられる、食感が命の野菜なので、火の通しすぎには注意。黒こしょうと塩で味を整え、皿に盛り付けます。余熱で火を通すことで、レバーの加熱しすぎを防げ、ふっくらと仕上がります。レバーにしっかりと味がついているので、ごはんが進む味になっています。

今回は鶏レバーを使っていますが、豚レバーや牛レバーを使う場合もほぼ同様の手順で作れます。ただ、豚レバーと牛レバーは加熱するとボソボソ感が出るので、薄切りにして炒めるのがいいでしょう。基本を知れば、応用は自由自在です。

樋口 直哉 作家・料理家

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ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

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