
活力のもと、「腎」を養う食材は?(写真:kamadon/PIXTA)
腎臓はおなかの後ろ側、背骨を挟んで右と左にある一対の臓器です。血液をろ過して、体の中の老廃物を尿といっしょに出す臓器です。
一方、漢方医学の「腎」は、現代医学の腎臓の役割とやや異なります。
現代医学における腎臓の働きのほかに、泌尿器系、生殖器系、代謝系、自律神経系、免疫系など、生命力全般にかかわる働きすべてを併せ持っています。そのため「生命エネルギーの宝庫」といわれています。
腎の活力はロウソクの灯火
炎をともしたロウソクが短くなっていくように、腎にある活力は年を重ねるごとに減っていきます。腎の強さは親や祖先から受け継いでおり、持って生まれたロウソクの長さも、ロウソクの短くなるスピードも人によって異なるとされています。
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