50代になったら要注意「足を守る」正しい歩き方 人間の足は50年で「耐用年数」を過ぎるという
「歩き方」のせいで頻発する健康トラブル
あなたは歩く時に、前を向いて、堂々と背筋を伸ばして歩けていますか。
「あまり自信がない」という方も多いのではないでしょうか。
猫背気味だったり、歩く時にひざが曲がっていたり、腰が曲がって少し前かがみになっていたりする方はけっこういます。皆さんの中にも、心当たりのある方がいませんか?
単なる見栄えの問題であれば、さほど心配はいりません。しかし、その歩き方が、あなたの健康を害する可能性があるのであれば、放置しない方がいいでしょう。
歩くことは、健康を維持したり増進したりするうえで、とても有効な手段になります。ただし"歩きさえすれば、どのように歩いても体にいい"というわけではありません。実は、普段の歩き方がよくないと、体に悪影響を及ぼすことがあるからです。
例えば、筋肉の量がそんなに多くない人が大股で歩くと、せっかく歩いても筋力が落ちてしまう可能性があります。なぜなら、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)を過度に使うことによって、むしろ早く疲れてしまうからです。
反対に、前傾姿勢の小股でトボトボ歩くと、足の前側だけに体重の負荷が過剰にかかり、その部分にトラブルが発生する引き金になってしまいます。やみくもに歩けば、健康効果が高まるわけではなく、人によっては8000歩以上歩くとかえって関節を傷めたりするなど、逆効果になるケースもあります。
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