50代になったら要注意「足を守る」正しい歩き方 人間の足は50年で「耐用年数」を過ぎるという
現状を放置しないことが大事です。無理は禁物ですが、正しい歩き方を身につけ、できる限り運動量と筋肉量を増やしましょう。
いかがでしたか。ご自身の足の状況がわかったら、無理のない範囲でできるだけ歩くことをおススメします。足に負担をかけないために大事なのが「正しい歩き方」です。
歩くときに「これだけは意識したい3つのポイント」
普段の歩きを健康の維持・増進に役立てるには、「歩く量」だけでなく、「歩く質」にもぜひ目を向けてください。
歩く質を高めるためには、いくつかのポイントがあります。とはいえ、すべてのポイントを網羅した歩き方をここで説明したとしても、皆さんが実践できなければ意味がありません。そこで、歩くときに「これだけは意識したいポイント」を3つに絞り、以下にご紹介します。
歩幅の目安は、身長によって変わります。専門的には、「身長(cm)×0.45」とか「身長(cm)−100」を目安にする説がありますが、いちいち計測したり計算したりするのは面倒でしょう。ですから、毎日普通に歩くときには、「無理に大きすぎず、極端に小さくならず」と意識すればOKです。
地面ばかり見て歩いていると、いつのまにか前傾姿勢になります。すると、体のさまざまな部位によけいな負荷がかかり、悪影響が連鎖してしまいます。まずは目線を起こし、しっかり前方を見るようにしてください。そしてできれば、自分の体が上からつり上げられているかのように、背筋を伸ばすようにしてください。
専門的には「秒速1メートル」が目安とされていますが、これを日常生活に当てはめるなら、「信号が青のうちに横断歩道を渡りきれる速度」となります。その速度をできるだけキープできるように意識しましょう。
中高年以降の方は、歩くときの姿勢が崩れているケースが少なくありません。非常によく見られるのは、ひざが曲がったままの歩行姿勢です。
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