50代になったら要注意「足を守る」正しい歩き方 人間の足は50年で「耐用年数」を過ぎるという
こうして、足に負担がかかり、歩くことがしんどくなるとさらに健康に悪影響があります。歩かないことは、高血圧や認知症、糖尿病、うつ病などの症状を誘発する可能性があることが、研究の結果わかっています。運動不足になるだけでなく、筋力低下により血流が悪くなることも要因の1つです。
「足の耐用年数」は50年しかない
では、どうすればいいのか。まず、最初にやるべきことは、あなたの足が今どのような状態にあるのか、把握することです。
足は、人体の他の部位よりも早く消耗する傾向があります。なぜなら、常に全身の体重を支え、過剰な負荷がかかっているからです。足には、歩くたびに体重の2~3倍の負荷がかかっています。にもかかわらず、多くの人はあまり足を大事にしていないように思えます。
ここで、ちょっとクイズを出してみましょう。あまり知られていませんが、人間の足には寿命があるのです。それは、次のうちどれでしょう。
おわかりになりましたか。答えはなんと、Aの50年です。実は、人間の足は50年で耐用年数を過ぎると言われています。50年を過ぎると、足のどこかに少しずつ異常が出始め、60歳、70歳になるとだんだん歩くのが辛くなっていきます。
あなたは今、十分に歩けていますか? 「買い物くらいは自分で歩いて行っている」という方でも知らぬ間にだんだんと足が衰えて、運動量も落ちているかもしれません。下のチェックリストを試してみてください。あなたの現状がわかります。
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現時点では、大きな心配はありませんがチェックが1個でもあれば、将来に向けての危険信号かもしれません。
おそらく、歩行不足・運動不足を自覚されていることでしょう。
このままだと筋肉量が落ちて、ますます歩けなくなる悪循環に陥ります。
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