寿命を決める「腎」の元気を取り戻す食材と生活術――《チェックリスト付き》こんな症状があったら要注意。今すぐ始めたい対策を公開!

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湧泉(ゆうせん):足裏の中心より上、足指を曲げると「人」の字状の交点にできるくぼみ。手の親指の腹をツボに当て、くぼみの縁を足先に向かって押し上げます。

湧泉(イラスト:にしやひさ/PIXTA)

関元(かんげん):へそ下3寸(自分の人差し指から小指までの幅)にあるツボ。名前は「生命力を補う玄関」という意味。腹式呼吸をしながらゆっくり押すほか、湯たんぽなどで温めるのもおすすめ。

関元(イラスト:ナミッコ/PIXTA)

腎を養う代表的な漢方薬

養生に気をつけても腎虚が改善できない場合は、腎を補う漢方薬を服用するのも手です。病院の漢方外来で相談するのもいいですし、漢方薬局や、漢方に詳しい薬剤師がいるドラッグストアなどで購入できます。

代表的な処方は、八味地黄丸(はちみじおうがん)です。

腎虚による症状に幅広く対する代表的な処方で、地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく)、茯苓(ぶくりょう)、沢瀉(たくしゃ)、牡丹皮(ぼたんぴ)、桂皮(けいひ)、附子(ぶし)といった生薬からできています。

平地 治美 薬剤師、鍼灸師。 和光鍼灸治療院・漢方薬局代表

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ひらぢ はるみ / Harumi Hiraji

東洋鍼灸専門学校非常勤講師、日本東洋医学会代議員。朝日カルチャーセンター、津田沼カルチャーセンターなどで漢方関連の講座を担当。明治薬科大学薬学部卒業後、漢方薬局勤務を経て、東洋鍼灸専門学校に入学。漢方治療の大家である寺師睦宗氏に漢方を、石原克己氏に鍼灸を、クリシュナU.K氏にアーユルヴェーダ医学を学ぶ。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る・動かす・食べるで健康になる』(日貿出版)など。You tube「平地治美・漢方チャンネル」も開設。ブログ「平地治美の漢方ブログ」。

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