沖縄には「“苦い”のにハマる」ハンバーガーがあるらしい。ゴーヤーが苦手な創業者だったからこそ生まれた“苦ウマ”バーガーの衝撃

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ローカルファストフード店の「Jef」を紹介する(筆者撮影)
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出張で地方に行く際に「その土地ならではのグルメが食べたい!」と考える人は多いはず。しかし、個人経営の店は多すぎて選ぶのが難しく、一人でふらっと入るにはハードルが高く感じることも……。そこで登場する選択肢がローカルチェーンだ。 
本連載では、その土地で支持されているローカルチェーンを出張者の目線で取材。「価格」「味の魅力」「主要駅からのアクセス」などの観点からレポートしていく。
連載7回目は、沖縄のフリーランス記者の長濱良起氏が、ローカルファストフード店の「Jef」を紹介する。

全国に先駆けてバーガー文化が花開いた沖縄

沖縄。日本本土とは遠く離れた離島県でありながら、観光で訪れる人も多いだろう。人口の集中する本島中南部の都市圏人口は約120万人で、面積や人口密度は神戸市や北九州市と近い水準であることからビジネスの街という側面もあり、那覇市のオフィス街を中心に出張者も多く見かける。

さて、そんな出張者の皆さんに今回おすすめしたいのが、ハンバーガーチェーン店「Jef」。沖縄本島内に3店舗(7月下旬に4店舗目オープン予定)を展開する、沖縄生まれ沖縄育ちの超ローカルファストフード店だ。創業は米軍統治下から日本復帰した翌年の1973年。「沖縄でバーガー?」と疑問に思う人もいるかもしれないが、米軍と密接だった歴史背景も相まって、沖縄では全国に先駆けてバーガー文化が浸透してきた。

【画像を見る】ゴーヤバーガーセット(920円)にマギーぬーやるバーガー(840円)。さらにはゴーヤジュースまで! 沖縄で愛されるJefのメニューはこんな感じ。
jef
(筆者撮影)
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