沖縄移住で「なじめる人」「なじめない人」決定的差 「出身はどこ?」という質問に込められた意味
相手との距離感を測っている
仕事だろうが観光だろうが、沖縄に来ると、必ず沖縄の人に聞かれるのが、「出身はどこ? 沖縄よく来るの?」。
「沖縄のどこに泊まっているの?」「沖縄に住んで何年になる?」「奥さんはどこの人? 子どもはいるの?」などなど、次から次へと質問攻めにあうことになります。しかも、会う人会う人に同じようなことを何度も聞かれるはず。なぜ、これほどまでに出身地など自分のプライベートなことをあれこれ詮索されるのだろうと思うかもしれません。
これは、沖縄の人が、この人とどういう付き合い方をしたらいいか、距離感を一生懸命に探っているのです。たとえば、ご縁があって今日一緒に飲みに行くことになったとします。「この人は、すぐに内地(本土)に帰ってしまう人だから、それなら少しだけお付き合いすればいいのかな?」と考えるわけです。1メートルの距離感でいいのか、5メートル、10メートルの距離感なのか、それを探っているのです。
つまり、「出身はどこ?」という質問から始まって、あなたとの関係性や共通項をリサーチしているのです。


















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