沖縄移住で「なじめる人」「なじめない人」決定的差 「出身はどこ?」という質問に込められた意味

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(画像:『沖縄ルール 知っておくとビジネスも人間関係もうまくいく!』)

沖縄の人が安心できる答えとは?

沖縄の人からすると内地の人は外国人と一緒。特に内地にほとんど行かない人にとっては、何を話せばいいのかわからないし、話のきっかけすらわからないわけです。内地から来た人は得体の知れない人、そんな感覚を持っているのかもしれません。

沖縄の人同士であれば、どこの出身で、何年生まれかがわかれば、大体の見当がつきます。A高校の第何期生で、だれそれが同級生だ、くらいまで確認できます。近所の人や同級生2、3人にリサーチすれば、その人がどんな人なのかの情報が得られ、関係性を深めやすくなります。しかし内地の人だと、これが通用しないので、「どこの出身? 沖縄のどこに住んでいる? 沖縄には何年いるの?」といった確認作業が必要になるのです。

もし、沖縄に受け入れられたいと思うのであれば、沖縄になじみたいという思い、気持ちを最初からしっかりと伝えることが大事です。

「妻は沖縄出身で、子ども2人は地元の保育園に通わせています」「○○マンションを借りていて、大家さんの金城さんにはお世話になっています」「大学の同級生に沖縄出身の友人がいます」「お墓は沖縄に作るつもりです」など、こんな話をすれば「ああ、この人は沖縄から逃げない人だな」って思ってもらえます。

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