それにしてもこのビジネスモデル、一体どうやって思いついたのだろうか。
「最初に我々が入った学校の学内塾は、もともとは大手の学習塾がやっていたんです。最初はそれを模倣していましたが、物足りなく感じていたんです。校内で学校の先生、とくに校長先生と話しているうちに、『その問題点は自分たちが解決できるんじゃないか』と思い、5~6年かけて作り上げてきました」

いじめやモンスターペアレント対応も体当たりで挑む
通常であれば積極的には手を出したくないであろう、いじめやモンスターペアレントへの対応。そこへ体当たりで挑み、解決への道筋を作り出す。その発想こそが「学校改革」を担う塾となったわけだ。
「学校改革を掲げるからには、私自身、全力で取り組まなければなりません。もちろん社員はちゃんと休みますが、私や役員は24時間、365日フル稼働状態です。そこはもう採算度外視でやっています」
実際に「学びの森」には全国の学校から新規の相談が相次いでいるという。
「来年度も新たに契約を結ぶ学校が数校あります。多忙ではあるけれど、ニーズのある限りは応えていきたいと思っています」
高田氏の挑戦は続く。
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