《歩きスマホでトラブル》悪いのはどっちか――。両者の視点で見るとわかる“本当の問題点”僧侶が説く「争う原因はつくらない」の大切さ

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人間関係
人間関係はトラブルがつきもの。謙虚さを忘れずに、良心を大切にしていきたいものです(写真:seiji/PIXTA)
「歩きながらのスマートフォン、ゲーム機などの使用はご遠慮ください」「エスカレーターは左右2列でご利用ください」。一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
公共の場所でのマナー違反を見かけると、誰しもちょっとイライラしてしまうものです。それがトラブルに発展することもしばしば。誰だって好き好んでトラブルに巻き込まれたいとは思わないでしょう。では、このようなイライラを避けるためにできることは何でしょうか。
人生に行き詰っている、老後の資金が大変、人と比較されるのがつらい、職場の人間関係に困っている……尽きることのない悩みに私たちはどうやって対処していけばいいのか? 「仏教的アプローチで人生を経営する」という新しい生き方を提案する書籍『仏陀経営』(愛葉宣明・著)より、一部を紹介します(全3回中の第3回)。

歩きスマホでぶつかったら…

スマホを見ながら歩いていて、人とぶつかってしまった経験はないでしょうか。当事者でなくても、街中でそんな光景を見かけたことが一度はあると思います。

もし、あなたが歩きスマホをしていて相手とぶつかってしまった場合、どのような対応をしますか? おそらく「すみません」と謝るのではないでしょうか。

ほとんどの人は、スマホを見ていた自分が悪いと考えます。自分がよそ見をしていたから、ぶつかってしまった。相手は悪くないと。

しかし、本当にそうでしょうか。

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