タイムリミットは7日間!”AIを騙して”大金を稼げ 阿部寛主演の衝撃的マネーサスペンス『キャンドルスティック』
3カ国を跨いでの撮影には困難も

日本と台湾の国際共同製作となる本作の撮影は、日本、台湾、イランで2024年5月から9月にかけて敢行された。台湾での撮影は、日本からは最少人数で現地スタッフと合流。現地スタッフは一流のスタッフが集まり、台湾のランドマークタワーとして知られる「台北101タワー」で初の映画撮影が行われることとなった。
一方のイランロケは、ちょうどイスラエルとイランの緊張関係が高まっていたという時期的な問題、治安上の問題などにより日本人スタッフは渡航せず。米倉監督は、完全リモート体制で演出を行い、ネット回線の速度制限と戦いながらも、遠隔からの演出を敢行した。そうした状況であるにもかかわらず、クオリティの高い映像が撮影されてきたということで、映画大国イランのレベルの高さを感じることとなった。
AIを騙して金融市場をコントロールする、という一見、荒唐無稽な、夢物語であるようにも思えるようなアイデアだが、実はこれは経済学者を交えて脚本を組み立てている最中に生まれてきたアイデアなのだという。まさに今の時代ならではのエンターテインメント作品となっている。
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