「僕は周囲に比べていい成果を残すことに従事しすぎた結果、自身の興味を大切にできず、人から求められることや、人との違いばかりを気にしてしまい、自己肯定感の低さが生まれました。東大に入ったら自分よりすごい人がいっぱいいますし、彼らと比較して自信をなくすこともありました。
でも、みんなが各々興味のある領域や自分だけの幸せを見つけてそこで頑張ることができれば、劣等感を抱くこともないし、健全な自己肯定感を育めるのだと気づけました。
だからこれからも子どもたちの興味を探究するこのサービスの提供を続けていきます。浪人することになったり、社会のレールから外れたり、他者と違う選択をすることになったりしても、自分の幸せのために自分だけの選択をしていける子どもたちが増えていくよう、頑張りたいです」
本当にやりたいことを見つけた
周囲からの期待を背負い、受験を頑張ってきた東郷さん。今、彼自身がまさに、他人に認められるためではなく、自分が本当にやりたいことを見つけて、子どもたちと一緒に健全な自己肯定感を養っていっているのだと思いました。

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