森永卓郎さん(享年67)が最期に問うた日本人への疑問「東京にこだわり、高コストで暮らすことが、本当に幸せですか?」
一方で、地方の不動産は悲惨な現状です。
地域にもよりますが、都心からほど近い「トカイナカ」と呼ばれるエリアでは、家だけでなく畑や山までついて数百万円の物件がゴロゴロしています。家だけならタダであげる、というケースも少なくありません。
東京から少しでも離れ、主要な駅から少しでも離れると、不動産に値がつかない状況なのです。
私が1985年に購入した所沢の家の地価は、購入した40年前より現在はやや値下がりしています。それに反して所沢駅前のタワーマンションは1億円超えもある!
同じ所沢市内なのに、駅前物件とそこから車で10~15分離れた土地では大きな格差ができているのです。
それが「グローバル資本主義」に取り込まれた日本の東京首都圏の実態なのです。
「グローバル資本主義」から抜け出すには?
この状況を脱却するには、「グローバル資本主義」から抜け出さなければなりません。
日本社会は「グローバル資本主義」に取り込まれたままでも、個人としてはそこから脱却する生き方を模索しなければ幸せな生活はつかめない。
「そもそも自分の幸せは何なのか? どんな生き方を求めているのか?」
多くの人は、そこから考えないといけないのではないでしょうか。
都市生活者ならばどなたでも、私の主張をご理解いただけるはずです。
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