クリエーティブな人が軽井沢で子育てする理由 首都圏で暮らしていた若い世帯の移住が増加

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「ライジングフィールド軽井沢」の屋外アスレチック施設
キャンプ場「ライジングフィールド軽井沢」。自然体験活動に力を入れている
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「教育移住」といえば、海外への移住を指すケースが多かった。近年、希望する子育てや教育環境を求めて、国内の地方へ住まいを移す人が増えている。

長野・軽井沢町は、コロナ前は人口約1.9万人に対し年間860万人もの観光客が訪れていた。2000年には約1万6000人だった同町の人口は、2023年現在2万人近くまで増加。近隣エリアにも移住者増の流れは及んでいる。

軽井沢は東京から新幹線で70分と首都圏からのアクセスがよい。野生動物が多く、浅間山を望む雄大な景色が広がる。夏は避暑地として涼しく過ごせる一方で「冬は寒さが厳しい」イメージがある。

実際は、軽井沢周辺の東信エリアは晴天率が高く、寒さは厳しいが、降雪は少ない。

若い世代が増えている

「昔から別荘地として外の人がいるのが当たり前の土地。移住者にとって暮らしやすいのでは」そう話すのは、軽井沢観光協会の新宅弘恵さんだ。コロナ禍でリモートワークが広がったことで、若いクリエーティブ職の人が増えているという。

「2000年ごろまでは軽井沢に移り住むのはリタイア後の方が主流。近頃は30〜40代の若い世代が増えている。都内と行き来する2拠点生活の方も多い。子どもを自然の中で育てたいなど、ライフスタイルを考えて軽井沢を検討しているのでは」(新宅さん)。

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