「住みたい街ランキング2025」、柏が初のトップ20進出!「子育てしやすい街」で共働き世帯から支持《”東の渋谷”が多彩に進化中》

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

・「柏駅東口未来ビジョン」

2023年5月に策定された柏駅東口駅前のこれからの50年に向けた「未来のすがた」と「未来への取り組み」を示したもの。「人を惹きつける魅力」、「広がりのある高い回遊性」、「みどり豊かなゆとりある空間」を今後のまちづくりに必要な3つの要素として掲げ、その実現に向けて再整備の検討が進められています。

・複合型コミュニティスペース「BeARIKA」

柏高島屋ステーションモール新館の10階・11階にオープンした「BeARIKA」は、地域住民が気軽に集い、交流できる新たなコミュニティ拠点として、期待されています。

複合型シェアスペース
(画像提供/BeARIKA)
複合型シェアスペース
カフェ、キッチン、スタジオ、ホール、ギャラリー、オープンスペースを完備した複合型シェアスペース。多様な使い方ができるレンタルスペースやシェアラウンジも(画像提供/BeARIKA)

賑わいは、大型商業施設だけによるものではありません。かつて「東の渋谷」と称された「柏」。「渋谷109に行かなくても済む駅前の品揃え」であることが由来ですが、その歴史は、今もなお息づいており、時代とともに進化を遂げています。当時の若者が30代・40代になり、店主となって、個性的な商店会を形成しているのです。

その商店会は通称「ウラカシ」! 柏駅周辺の百貨店エリアを「表」として柏市三丁目エリアを「裏」と表現するのが由来で15年前ほどから呼ばれるようになりました。古着やカフェ、居酒屋などの出店ラッシュにより、駅前に新旧の魅力が融合した独自のカルチャーを形成しています。

店主たち
平均年齢40代の比較的若い店主たちによる「ウラカシ百年会」。フリーペーパーの作成や配布、イベントを行い、柏を盛り上げている(画像提供/ウラカシ百年会)
Gleeful
古着とカフェの「Gleeful」。原宿、下北沢(2店舗)、松戸、名古屋とオンラインショップを展開。この柏店では店内でカフェも(画像提供/Gleeful)

祭りと地域活動が育む温かいコミュニティ

住民の声によれば、「柏」の魅力のひとつとして、柏レイソルに代表されるプロスポーツの応援や地域全体の一体感を感じる「柏まつり」が挙がりました。

昨年、柏まつりのイベントの一つとして行われたマラソン世界記録の「2時間35秒」を目指して市民ランナー422人リレーで42.195kmを走るイベント「めざせ☆世界記録!みんなでつなぐ42.195キロリレー」では柏レイソル、NECグリーンロケッツ東葛、ENEOSサンフラワーズなど地元のスポーツチームも応援やゲスト参加しました。

「柏まつり2024」では、伝統の「柏おどり」のアレンジ曲を募集。EDM調やR&B調・Rock調・シティポップ調の編曲で現代的にアレンジした「シン☆柏おどり」が披露され、駅の東西に78万人が集い熱狂の渦に! 他地域からの出身者も参加しやすいこうしたイベントにより、温かく活気あるコミュニティ文化が育まれています。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事