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「メガネの捕手は活躍できない」と言われて闘志に火が付いた――古田敦也さんがメガネで切り開いたプロの道

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  • 古田 敦也 元プロ野球選手、スポーツコメンテーター
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
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古田:わかりやすいところですと、テレビ中継でも表示されるストライクゾーンですかね。ボールかストライクかすぐにわかる。今までだと審判も人ですから判定ミスもあったのですが、それが一瞬で正確に判定できるようになったんです。

また、データも集めやすくなりましたよね。例えば投球に関してもすべてのデータが集められるので、相手が打ったポイント、打っていないポイントだけでなく、ボールの回転数までわかります。

技術進化はピッチャーには不利?

窪田:そこまで分析できるんですね。

古田:例えば、大谷選手がピッチャーとして投球したら、それがストレートで時速何km、何回転だったのか。スライダーだったらサイドに何回転したのか、何cm曲がったのか。そこまで全部データとしてわかります。しかも、それを再現できるマシーンもあるんです。

窪田:え!大谷選手の投球をそのまま再現できるんですか?

古田:そうなんです。今はメジャーリーグのほとんどの球団で、ベンチ裏にそのマシーンがあります。だから、その日のピッチャーに合わせて練習できる。日本でもすでに3球団で導入しているはずです。

窪田:そうなると、マシーンの勝負になっていきそうです。ピッチャーが投げにくくなってしまうような……。

古田:たしかにピッチャーには不利なんですよね。ただ、あまりに不利になったらルールが変わると思います。ストライクゾーンが広がるとか。プロ野球は興行なので、やはりある程度、打ち合って、点が入ったほうが面白いですからね。

窪田:AIを活用しながら、さらに野球が盛り上がっていきそうです。次回は、古田さんが長年力を入れて取り組んでいる、野球を通した子どもたちの育成について話をお聞きしたいと思います。

(構成:安藤梢)

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