「4年で100店舗以上が閉店」「いきなりステーキ運営も迷走だった」幸楽苑。大量閉店を経て、”徐々に復調”してきているワケ

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幸楽苑限定の冷酒である「会津花春」とラーメンと餃子を合わせた「庄助セット」なるものもあり、こちらは通常1060円のところ、820円。

合計価格にバツが付けられ、セット価格が押し出される(筆者撮影)

町中華路線とアルコール路線も開拓

こうしたセットの中には「中華ダイニング」というものもあって、ラーメンだけでなく「野菜炒め」や「四川麻婆豆腐」といった定番の中華料理のメニューも充実している。「ラーメン屋」というより「町中華」といってもいい。

これらのメニュー価格もお得さがアピールされている。

セットにするといくらお得かが表示されている(筆者撮影)

また、メニューを見ていて気づくのが、アルコールメニューの多さ。生中から酎ハイ、日本酒など幅広く揃っている。

ちょい飲みにも適したチェーンとして、再び人気を博し始めている(筆者撮影)

生中は税込480円と一般的な価格よりも少し安めだが、酎ハイは税込200円(4月1日からは税込220円)。タブレットでは、おつまみと酎ハイが同じ画面で注文できるようになっており、味玉130円、メンマ130円などリーズナブルなメニューが並ぶ。

おつまみも豊富だ(筆者撮影)

例えば、中華そば・餃子セット(税込690円)と焼酎ソーダ(税込200円)、そしてメンマ(税込130円)を頼んだとしても税込1020円。ほぼ「せんべろ」である。「ちょい飲み」にぴったりなのである。

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