
——昔の自分をなかなかアップデートできない中年男女は多いですよね。たとえば、若い頃から色っぽい装いが好きだからと、何歳になってもボディコンを着ている人もいます。
“色っぽい服が好きな自分”はずっと大切にしていいんです。でもやはり、時代とともに女性らしさや色気の表現は変化している。バブル時代は、W浅野さん(浅野温子、浅野ゆう子)などトレンディドラマに出てくるようなワンレン・ボディコンが人気でしたけど、2020年代は、石田ゆり子さんのような柔らかで自然体な女らしさや色気が好まれています。時代をよく観察して、自分のマインドやファッションもアップデートできたら素敵ですよね。
政治や経済を知るとファッション偏差値も上がる⁈
——ミドルエイジ世代がファッションにおいて時代を的確につかむためのコツはありますか?
まずは、街行くオシャレな人を観察することです。デニムひとつとっても、今の時代、ピッチピチのスキニーデニムを穿いている人はほとんどいません。周囲をみたら、ゆったりめのサイズ感のデニムをおしゃれに着こなしている人が多いことに気づけたりしますよね。
それから、私の場合、新聞などで経済や政治をキャッチアップして、今と今後のファッションの流れを掴んだりもします。
——経済や政治からですか?
実は私、仕事とファッション以外のことにはあまり興味がないんですけど、日々のニュースには関心を持ってチェックしているんです。というのはその時々、政治経済など社会情勢はファッションと繋がっているなと感じるからです。
たとえば、近年のように円安が加速していたら、海外ブランドは原材料費は高騰しているし、ますます買いづらくなる。すると、当然、ユニクロのようなコスパのいいブランドがさらに人気を集める。いかにユニクロをおしゃれに着るかが勝負になっていく。私も、YouTubeでそうしたコツを発信したりしています。
——たとえば、どんなコツがありますか?
ユニクロはサイズ選びが全てです。その他のブランドもそうですが、安価な洋服でもとことんサイズ感にこだわってみると、グッとオシャレに見えます。普段はMサイズだからといって、全てのアイテムでMを選ぶのではなく、SサイズもLやXLも着てみていちばん自分がカッコよく見えるサイズを選んでみてほしい。
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